今週も危険な暑さが続いています。

2023年8月4日
ブログ

今週も危険な暑さが続いています。

新型コロナ感染症の分類が5類に引き下げられ、社会・経済の正常化に向けた動きが進む中で、この暑さにより観光客の出足が伸び悩むとのニュースも耳にします。なお、最近の新型コロナの感染状況は、今年2月の第6波のピーク時と同水準にあり、お盆等の人流で更なる感染拡大が予想されています。高齢者や持病のある人を守るための警鐘もならされており、引き続きの注意が必要です。

話は戻りますが、この暑さで家の草木も一部で枯れるなど植物も耐え難い暑さのようです。見よう見まねで始めた庭いじりですが、どの様に対応したらよいのか分からず、なかなか思い通りには進んでいきません。

こうした中、「牧野富太郎が見つめた植物」という企画展が静岡市の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」で開催されているということで行ってみました。

牧野富太郎博士については、NHK朝のテレビ小説「らんまん」で知ることとなりましたが、

「日本の植物学の父」とも言われ、多数の植物の発見や命名を行い近代植物分類学の権威であり、94歳で死去するまで全国をまわって膨大な数の植物標本を作製。個人的に所蔵した分だけでも40万枚に及び命名植物は1,500種類を超えるということです。

会場では、そのほんの一部ですが、収集された植物の標本、直筆の手紙や原稿、図鑑等が展示されていました。短い言葉で巧みに表わされた植物の特徴や繊細な植物画は植物の存在感や生命力が見事に描写されておりまさに圧巻でした。

養老孟子氏は著書「ものがわかるということ」の中で、脳は目、耳、手、鼻、舌の5感から入った情報を総合して筋肉の運動で出力する。よって面倒くさい作業を経ないと本当の学習にならない。学習とは「身につく」こと。身体を伴ってわかることと言っています。
博士は「雑草という草は無い」という言葉を残していますが、この言葉には我々一人一人の存在に夢と希望を与えるとともに、自らの才能と行動力に裏打ちされた、明確な目標が表されているように思いました。

       

<ヤスベー>

 


フードバンクふじのくにからのお知らせ

全矢崎労働組合鷲津支部様・新津町 木村様から食品を提供いただきました。

多くのご支援をいただき、ありがとうございます。