難病団体連絡協議会

2021年12月27日
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12/1労働者福祉東部ブロック協議会第56回定期総会が、栃木県宇都宮市で開催されました。総会では、栃木県難病団体連絡協議会顧問・全国膠原病友の会栃木県支部支部長の玉木朝子さんの講演をお聞きしました。組合員が難病を患い、長期の休職により退職に追い込まれている状況の中、組合員と家族を守るのが役目だと奔走する労働組合役員のお話しなどを聞かせていただき、組合活動・自主福祉運動の役割や活動領域に気づきを得ることができました。
現在、約360もの疾患名の指定難病があるそうです。しかし、ビジネスに結びつかないなどの理由から、治療法や薬の開発はなかなか進まないのが現状だそうです。そのため治療は長期にわたり、毎月高額な治療費が掛かってしまいます。また障害と異なり、外見からは激しい痛みや日常生活の支障などについて分かりにくく、周囲の理解を得られず苦しむ方が大勢いらっしゃるそうです。障害者雇用率の対象にすることができれば就労の拡大につながり、経済的にも安心することができます。
組合員やその家族の中に難病の方がいらっしゃるケースがあるはずです。講演を聞き、医療・福祉・介護・年金等、総合的対策の実現に向けた署名活動などに協力していきたいと思いました。  TS


『フードバンクふじのくに』からのお願い

掛川市勤労者協議会と湖西市社会福祉協議会から食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。