海の宝石

2019年11月5日
ブログ

みなさん こんにちは

すっかり秋ですね

すっかり秋なんですけど、先日家族で海で行うイベントに行ってきました

イベント内容は「ビーチクリーンdeコンテスト~海の宝石を探そう~」というものです。静岡市の廃校となった学校の校舎を利用した「ふじのくに地球環境史ミュージアム」という施設があって、このミュージアムの企画です。

こちらの施設は地球の誕生から現代までの自然環境などの歴史をわかりやすく紹介しています。また、静岡県内の自然や生き物(化石なども含む)を主に標本を使って紹介しています。あまり大きな施設ではありませんが、侮ることなかれ展示されているものの数といったらもう教室にものずごい数の標本たちがずらりと並んでいます。また、県内に生息する生き物の標本は小さーなものから大きな獣まで本当にすごいんです入館料もリーズナブルでおすすめですよ

話を戻しまして、今回参加したイベントは大浜海岸清掃とビーチグラスを拾って優勝者を決めるコンテストです。

ビーチグラス(シーグラス)とは海岸で見つかるガラス片の事で、海岸の岩や石などによって砕け、長い時間自然の波や砂、砂利に揉まれ、きれいに角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いになったモノのことです。みなさんも一度は拾ったことがあるのではないでしょうか?

まず、講師である堀キャプテンの話を聞きました。海岸清掃の話です。その話の中で、とてもショックなものがありました。「学校では地球環境を守るため海岸清掃という体験教育を行っているところが多くあります。地球環境を守るため清掃しているのは生徒、つまり子供たちです。しかしながら、拾ったゴミの多くは大人が捨てたもの。罪のない子供が大人の罪を拾っています」こんな内容でした。言われてみれば気づくことですが、言葉にして子供たちの前で受け取ると非常に恥ずかしく申し訳ない気持ちになりました。地球環境も大切ですが、まずは恥ずかしくない大人になりたいものです。

そして、幼少時代に戻り、子供と一緒になってビーチグラスを探しました大人げないくらい、必死に探しました

44名の候補者の中から、予選を勝ち抜いた6個のビーチグラス なんと家族のものが

優勝とはなりませんでしたが、大満足の一日でした

今回のイベントの講師はビーチマネー事務局の事務局長さんです。堀事務局長は、世界中のビーチをキレイにするため、海岸でみつかる「ビーチグラス」を地域通貨として使う斬新なプロジェクトを2007年から行っているそうです。今回初めて知ったプロジェクトでしたが、子供の頃拾ったものが地域通貨として地球環境を守っている、夢のあるプロジェクトだなと感激しました。

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