おひな様のご縁

1月のある日、「おひな様を処分しようか…」ということになりました。何年もしまいっ放し
のおひな様。祖母が贈ってくれたもので50年経ちました。「最後に飾り納めをして処分しよ
う」ということになり、昔の写真を見ながら「これはどこ？」「これはここじゃない!?」と
賑やかに飾り付けていきました。出す時は楽しいんですよね。昔話もそこそこならもう少し
早く飾り終えたかもしれません。なんせ50年ものなので多少の色あせ・変色はありましたが、
できあがってみると見事な七段飾りです🎎少し見入ってしまいました☺なんだか処分(廃棄)
するのが心苦しくなってきて、「誰か譲り受けてくれる人がいれば…」との思いに変わって
いきました。「こういう施設の子ども達が譲り受けてくれたら…」という私の個人的な思い
が浮かびました。もらっても迷惑かしらと躊躇しながら、ある施設に「おひな様をお譲りし
たい」とお話ししたところ、快く譲り受けてくれたのです。一緒に飾りつけした母や妹に伝
えるとこちらも大喜び😊また、3人であれこれ話しながら😅おひな様を丁寧に箱へ納めまし
た。後日、施設へ届けると子ども達が賑やかに出迎えてくれ、「3月3日に間に合ってよかっ
たぁ」と思いました。ホッとした気持ち、すがすがしい気持ちになりました。それから数日
後、施設の方がお手紙とお写真を送ってきてくれたのです。子ども達が大事に飾りつけてく
れたこと、おひな様の絵を描いたり、みんなで写真を撮ったり、その様子を伝えてくれたの
です。始めは「片付け」のつもりでしたから「こんな感激する結末になるなんて!」とこれま
た感激です😭✨子ども達の思い出にこのおひな様が残ったとしたら、こんな光栄なことはあ
りません。おひな様と悔いのないお別れができました。こちらこそ「ありがとう」を伝えた
いです☺✨

あんまりうれしかったので、施設にお許しをいただきこのお話といただいたお手紙とお写真
を掲載させていただきました。

ポンポコリン

フードバンクふじのくにからのお知らせ

ソミック石川労働組合様から食品を提供いただきました。

多くのご支援をいただき、ありがとうございます。