新幹線通勤30年

2020年6月30日
ブログ

今年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、6月9日の県労福協第58回定時社員総会をはじめ、各会議が「書面決議」となり、対応に追われました。「書面決議」は初めての経験で、普段、あまり目を通すこともなかった「定款」や「一般社団法人及び財団法人に関する法律」の条文を何度も読み直したり、細心の注意を払いました。幸いにも、県労福協の顧問税理士が内閣府の新公益法人制度普及委員を歴任していたので、法解釈や書類作成などでいろいろアドバイスをいただき、大いに助けられました。でも、「実際に会議を行うほうが、よっぽど楽!」というのが率直な感想です。
今年の経験をしっかり記録に残したので、また同様の対応が必要になった場合は、今度はスムーズに対応できると思います。しかし、できることなら、「書面」は今年限りにして、次年度は、今までどおり、顔を合わせながら、質疑応答や意見交換ができるとよいと思います。

私事で恐縮ですが、浜松⇔静岡の新幹線通勤が30年の節目を迎えました。30年の間には、地震や台風などにより、長時間にわたる運行停止を何度も経験しました。2年前の6月には、朝の通勤時間帯に地震が発生し、乗車中の「ひかり」が浜松―掛川間で停止し、3時間以上も運転再開せず、結局、掛川駅で停車中の「こだま」の横に「ひかり」を停車させ、「ひかり」のドアから「こだま」のドアにはしごを渡し、その上を歩いて「こだま」の車両に入り、「こだま」から掛川駅に下車するという、めったにできない非常に貴重な体験をしました。
また、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、今年の3月以降、新幹線の乗客数が激減しました。乗車した車両の乗客が私ひとりだけだったこともありました。これは、貴重というよりも、こわいと感じた体験でした。
近年は、日本列島を直撃する大型の台風が年々増え、新幹線の運行がストップするケースが増えています。これから、台風の進路に気をもむ季節となります。今年は、台風などの災害が少ないことを切に願います。<MASA>