新たな学び まち歩き

2025年4月22日
ブログ

今年が記念すべき国際協同組合年(IYC2025)になったことを踏まえ、6月13日開催予定の社員総会後の講演会で講師をお願いする「協同組合の父」と言われている賀川豊彦記念松沢資料館の方との打合せで、出張してきました。賀川豊彦は、一方で日本の「労働組合の母」とも言われており労福協の各会員団体(事業団体や労働組合)にも多大な功績を遺されており、私たちにとって原点回帰するには貴重な講演会となると思います。会員団体の皆さんには、可能な限り多くの方に参加いただければと思い準備していきます。

今回の出張ではもうひとつの目的があり、昨年60周年を迎え記念講演をお願いした「社会的処方」の実践団体(施設)である「社会的処方研究所」の「暮らしの保健室」の視察をすることでした。

社会的処方とは薬では無く、街やひとのつながりを紹介し、その人の元気や健康をサポートすることです。YouTubeにも「社会的処方チャンネル」のSiteがあります。最近は通勤の際、このチャンネルを視聴するのが日課となりました。関心ある方にオススメです。

https://www.youtube.com/@syakaitekisyohou

さて、「暮らしの保健室」をアポ無しで訪問したのですが、予約無しでも「よろず相談」として対応してくれます。400円の飲み物付きで悩みごとや心配ごとなどを傾聴してくれます。自分自身で発見やみずからの解決に導いてくれます。思わず自分も普段の不安心配ごとを話してしまいました。

 

 

 

 

 

 

4月にすぐ隣に「保健室となり文庫」という、こじんまりとした本が読め、貸してくれる誰にも邪魔されない「自分の居場所」を提供してくれる場所も見学させてもらいました。図書館とは趣は違います。貯蔵書にマーカーを付けたり、気になる言葉をメモに書いて壁に掲示してくれたりと自分の空間と時間を実感できる、まさにホッとできる居場所として利用できる素敵な場所でした。(馴染みの飲み屋さんでひとり呑みできると同じ感じ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちの住み慣れた街にもこうした「自分の居場所」を提供してくれる所が有ると思います。紹介ができるように街歩きの中で探してみたいと思います。そんな時に役立つのが「野帳」。

社会的処方研究所で販売しています。すっかり感化されました。

今日も全力フルスロットル。yeah!  82a