平安人の一生 vs 現代人の1日:情報とどう向き合うか

2025年10月3日
ブログ

「現代人が1日に受け取る情報量は、平安時代の人の一生分に相当する」

そんな言葉を何かの「スマホ」で見た記憶があります。スマホ、SNS、動画、広告…私たちは毎日、膨大な情報の波にさらされています。
自分が記憶した内容はこんな感じ…
平安時代:情報は限られた貴族や僧侶のもの。庶民は文字すら知らないことが多く、情報の流通は極めて限定的。
現代:スマホ1台で世界中のニュース、動画、SNS、広告、メッセージが秒単位で届く。

このように、情報の量とスピードは過去とは比べものにならないほど増加しています。

更に情報の内容(質)も様変わりしているなと考えさせられました。

今の世の中、国内外の情勢、紛争や環境問題、金融や景気動向などの情報は日常的に容易に、手に入れられることはできるけど、ご近所とのお付き合い、職場のコミュニケーション、家族との会話の親密度は平安時代の人と比べたら割合は圧倒的に平安時代のほうが多いのでないかと推察します。

情報が多いことは便利だけど、同時に、通知や広告に気を取られ、深く考える時間が減る。必要以上の情報に触れ、思考停止。あらゆる選択肢が提示され、決断が難しくなる。まさに、情報を「受け取る」だけでは、流されてしまう。この情報洪水の時代に、どう向き合えばいいのか?同時に、発信する力をつけなければいけないのではないかと思います。

情報を選び、自分の言葉で発信する。自分の考えを言語化することで、思考がクリアになる。自分の価値観や感性を伝えることで、他者とのつながりミュニケーション)が生まれる。継続的な発信は、周囲からの信頼や共感を得るきっかけになる。

情報を選び、そして発信することで、私たちはこの時代に「自分の軸」を持つことができる。

平安人の一生分の情報を、私たちは1日で浴びている。

だからこそ、発信する勇気と自信が、現代を生き抜く上では必要とも思います。

労福協の認知度を上げていくために、発信力(内容と手法)の工夫を模索していきます。

今日も全力、フルスロットルで! Yeah!!!       82a

 


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株式会社デンソー様・全矢崎労組鷲津支部・キャタラー労働組合様から食料品を提供いただきました。

多くのご支援をいただき誠にありがとうございます。