国会請願署名を提出しました ― 国会請願って何? ―
4月16日(木)、NPO法人 静岡県難病団体連絡協議会(難病連)へ、国会請願書名37,832筆を提出しました。
署名にご協力いただいた多くの皆さまに、心より感謝申し上げます。
この取り組みは2022年度からスタートし、今回で5回目となります。

難病は、決して「特別な人だけがかかる病気」ではありません。
誰もが、ある日突然「あなたは難病です」「一生この病気と付き合っていく必要があります」と告げられる可能性を持っています。
発症の予測が難しく、治療や生活、仕事への影響も大きい――それが難病の現実です。
今回の署名活動の目的は、
〇指定難病の対象拡大
〇医療費負担のさらなる軽減
〇治療と仕事を両立できる就労環境の充実
を国に求めることです。
現在、難病は1万~2万疾病あるとも言われていますが、そのうち国の「指定難病」として医療費助成の対象となっているのは、わずか341疾患(2024年度)にとどまっています。
多くの患者や家族が、医療費や生活、就労の面で厳しい状況に置かれているのが実情です。
国会請願とは?
国会請願とは、国民が国政に対する要望を直接国会に届ける制度のひとつで、日本国憲法第16条(請願権)によって、国民の権利として保障されています。
国会請願の主な流れ
1.請願署名の実施
2.衆議院・参議院の国会議員へ提出
3.衆議院・参議院での審査
4.採択
5.内閣へ送付
6.所管府省による対応・処理
※すべての要望がすぐに実現するわけではありませんが、国会で採択された請願については、行政機関は誠実に受理し、対応する義務があるとされています。
難病連による国会請願は、9年連続で衆・参両院において採択されています。
しかし、制度や支援が十分とは言えず、当事者や家族の「困りごと」は今も数多く残されています。
だからこそ、この取り組みは一度きりで終わらせるものではなく、継続していくことが重要だと私たちは考えています。
今後も、難病と共に生きる人たちが安心して暮らせる社会の実現を目指し、取り組みを進めていきます。
引き続き、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(きゅうべぇ)