冬季フードドライブ開催中

2020年1月8日
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 

202016日~131日まで、冬季フードドライブを開催中です。

県内243カ所に食品回収BOXを設置しています。皆様のご協力をお願いします。

 

フードバンクふじのくにでは、食品企業さんからの商品の寄贈、各地区労福協イベント開催時のフードドライブなどによる食品寄贈、企業等の防災備蓄品の寄贈、1月と8月の県下全域でのフードドライブなどにより食品を確保しています。

いろいろな食品をいただいていますが、事業開始当初は、受け入れた食品を支援先(困窮者世帯など)に提供できず、賞味期限が切れてしまい、廃棄せざるを得なかったこともありました。例えば、防災備蓄品の「炊き出しセット(50人分)」は、一度に50人分のごはんができてしまい、ご家庭での利用が難しく、「炊き出しセット」の寄贈はご遠慮させていただくようにしました。

提供していただく方に「もらう側がいちいち文句をいうな」と言われたこともありましたが、支援先に届けられないものを大量にかかえてしまうと、保管の倉庫代や廃棄にコストがかかることになってしまいますので、ご理解をお願いします。

 

フードバンクふじのくには、社協や役所などから支援の依頼をいただくので、困窮者の方から直接お話を伺っているわけではありませんが、相談を受けている社協や役所の担当者の方から、「食べ物がまったくなくて、所持金もほとんどない方なので何とかお願いします」と依頼を受けると、できる限りお腹にたまり美味しいと思ってもらえる食料を渡してあげたいと思って食品を提供しています。

 

我々も経験を積み 、どんな食品が支援先で喜ばれるのか、そうでないかが分かるようになりました。例えば、お米とごはんのおかずになる副食系の食品(缶詰・レトルト食品・カップめん・インスタント味噌汁・ふりかけ)は常に喜ばれ、子どものいる家庭では、お菓子も喜ばれています。病気や家庭の諸事情で調理が難しい方や食材を購入できない状況の方も多いため、すぐに食べられるレトルト、パックご飯、缶詰、インスタントラーメンなどをいただけるととても助かります

 

最近の活動から

20191128日(木) 湖西地区労福協からフードバンクふじのくにへ寄付金贈呈

湖西地区労福協佐藤学会長に静岡市黒金町の県労福協事務所にお越しいただき、フードバンクふじのくにへの寄付金贈呈式を行いました。

この寄付金は、湖西地区労福協が「湖西おいでん祭」と「社協ふれあい広場」で行ったチャリティバザーの収益金を湖西市社協とフードバンクふじのくにへ半分ずつ寄付していただいたものです。

湖西地区労福協には、毎週のように食品を送っていただいています。また、昨年6月には、幹事役員7名がフードバンク視察研修に静岡まで来ていただき、宮ケ崎のフードバンクふじのくに事務所で実際に食料セットなどを体験していただくなど、スタッフ一同とても感謝しています。

寄贈式では湖西地区労福協佐藤学会長よりフードバンクふじのくに池冨彰副理事長(県労福協理事長)へ目録が渡され、池冨副理事長から佐藤会長へ謝辞が述べられました。ありがとうございました。

 

(左)フードバンクふじのくに池冨彰副理事長 (中央)湖西地区労福協佐藤学会長

 

佐藤学会長(右)からフードバンクふじのくに池冨彰副理事長(中央)に寄付金贈呈

 

なお、写真での紹介はありませんが、このほかにも、11月には浜松市労福協から第34回労福協まつりの収益金の一部、また、志太榛原地域労福協からチャリティコンペでの募金をいただきました。12月には小笠南地区労福協から御前崎市大産業まつりでの収益金の一部、また、清水地区ろうきんグリーン友の会からバスツアー参加者からの募金をそれぞれフードバンクふじのくにへ寄付していただきました。ありがとうございました。

 

フードバンクふじのくにの活動が拡大するにつれ、運営資金もさらに必要になっています。寄付金は本当にありがたいです。今後も、資金面でもフードバンクふじのくにへのご支援をお願いします。<MASA>