ライサポ友の会が目指す活動について

2020年1月9日
ブログ

2020年、相場格言で子(ね)年は「繁栄」の年と期待されていましたが、新年早々トランプ政権がイランの革命防衛隊司令官を殺害したという世界を震撼させる衝撃的なニュースが飛び込んできました。イランと日本の距離は7,683km、時差は5時間30分という遠方での出来事ではありますが、この事により各国の対立構造はさらに深まるとともに、原油や天然ガスの供給を含め、より深刻な問題を引き起こす可能性が高まっていることを考えると、対岸の火事では済まされない現実に不安を抱くばかりです。

こうした中、昨年12月に開催したライサポ友の会役員会の中で吉岡会長から、時勢を先読みしたかのようなご挨拶をいただき、驚きとともに改めて労働者自主福祉運動の大切さ、ライサポ友の会の役割の重要性を再認識致しました。

事務局を預かるものとして心して取り組んでいこうと考えています。

誠に勝手ながら、以下にご挨拶の概要を紹介させていただきます。

国の代表は自国を守るという使命があるが、国を守ることで重要なのは3要素、つまり領土・国民・主権(政治スタイル)である。そこで私たち友の会の3要素が何かを考えてみると、領土はないが運動がある。運動は自主福祉運動。これを守り広めていくことが大切。国民はいないが働く人々がいる。では主権は何か。私は奉仕することではないかと思う。人の心を満たすものとは人に仕える(奉仕する)ことから生まれる。これはマザーテレサの言葉である。また、労働組合の父である高野房太郎氏や協同組合の賀川豊彦氏も同じことを常に言っていた。政治システムが中心にあることを、私たちが忘れてしまうと組織は崩壊していく。この原理を常に意識しながら活動していくと、人々の共感を呼ぶことになると思う。そして、みなさんが労働福祉団体を利用する事によりこの輪が拡大し、それがまた人々の共感を呼ぶことになる。その様にこの運動が広がっていく。このサイクルが無限化されるよう皆で続けて行くことを考えて行ければいいと思っている。                                                                                                                                                                                        以上

〈ヤスベー〉