フードバンク10周年

2024年8月16日
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8月6日(火)「フードバンクふじのくに」の設立10周年記念セレモニーが、静岡市のシズウェルにて開催されました。

総勢138名の多くの方に参加いただき、常葉高校の先生・生徒10名もボランテイアとして会場設営・準備等にご協力いただきました。

感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

「フードバンクふじのくに」は2014年5月に、食品ロスの削減と、生活困窮者支援を目的としたフードバンク事業を静岡県で展開するため、静岡県労働者福祉協議会、静岡県生活協同組合連合会、連合静岡、静岡県労働者福祉基金協会、静岡県労働金庫、中遠地域労福協、静岡県ボランティア協会、NPOサポート・しみず、ワーカーズコープ、青少年就労支援ネットワーク静岡、POPOLOが連携して設立されました。

開始直後は、食品がなかなか集まりませんでしたが「米一合運動」の呼びかけを皮切りに、企業からの定期寄贈やフードドライブの実施により食品が集まりだし、現在では自治体やスーパーマーケットなど様々な場所、300か所以上でフードドライブが展開されています。

セレモニーは、国・県・市の行政と社会福祉協議会より来賓としてご挨拶いただき、日詰理事長より「10周年記念講演」として10年間を振り返りました。

※横断幕は、書道家の赤澤佳子先生に書いていただきました。

また、活動開始直後から食品の定期寄贈、フードドライブにご協力いただいている「ユーコープ」「しずてつストア」「富士屋」「静岡缶詰協会」様に感謝状を贈呈するとともに、大変心強い励ましのご挨拶をいただきました。

セレモニーの最後は、会議ファシリテーター普及協会の小野寺副代表理事にファシリテーターを担っていただき、参加者の交流会を開催しました。少人数グループでの自己紹介、活動紹介、意見交換など大変盛り上がり、「フードバンクふじのくに」への提言や期待など多数寄せられました。

フードバンク活動の現状は、マスコミ等にも取り上げられ社会的にも認知度が高まっていますが、昨今の物価高の影響もあり食料品が集まりにくくなっています。一方で食料品を必要としている方はいらっしゃいます。

これからもせび、「フードバンクふじのくに」の活動にご支援、ご協力をお願い申し上げます。

(キュウベェ)