ロッキーカレッジに参加して!

2020年11月10日
ブログ

コロナ感染の収束はいつになるのでしょうか?

欧州各国での再拡大、大統領選で揺れるアメリカでは1日当たり過去最多が更新されるなど深刻な状況は深まるばかりです。

また、県内においても、紅葉の便りとともにコロナ感染が拡大しています。静岡県においても独自警戒レベルが3から4に引き上げるなど一層の注意喚起が求められています。

各種キャンペーンで経済面での盛り上がり効果が発揮されているようですが、今一度、身の回りの点検も必要になっています。

こうした中、11月7日(土)に(公財)静岡県労働者福祉基金協会がロッキーカレッジとして開催した講演会「生きるいのちの泉・絵本 ~こころを癒し、明日を生きる~ 講師 柳田邦男氏」に参加してきました。

この講演会は、当初は6月13日(土)に開催が予定されていましたが、コロナウイルス感染防止により延期されたもので、コロナウイルスに対する万全な感染対策が施される中での開催は、「大切なことを多くの方々に是非とも伝えていきたい」との事務局の熱意を強く感じるものでした。

さて、講演内容は絵本の魅力を伝えてくれるものでした。絵本について、一般的には子供の心の発達、感性を磨くものとして、また字が読めない分を絵で補うものと認識されがちではあるが、実は小説や俳句等と同等の深い意味を持つものであることを知ってほしいとのことで、自身の体験からも、絵本は人生に3度活用される。第1は子供の時、第2は子育ての時、そして第3は大人になって自分を見つめる時である。その時々によって人生とのオーバーラップから以前には気づかなかったことや新たな人生観が見えてくるようになるということです。

こうした考えに基づき、1.絵本との再会 2.絵本を文学として読む 3.親の気づきと成長 4.人生の喜び 5.この危機の時代に「祈り」の意味 6.ちょっとした気づきが、明日のあなたを変える 7.落ち葉1枚に目を向ける感性を、と題して具体的な本の題名を上げながらその意味するところを紹介してくれました。

その感性には驚くばかりで、これまで子供達に何気なく読み聞かせていたものの中に、そんな深い意味があったのかと絵本の持つ魅力を新鮮に実感することができました。

この感動を忘れないためにも、まずは、紹介いただいた多くの絵本の中から「だいじょうぶだよ、ゾウさん」と「かえでの葉っぱ」から読んでみることにします。

   

      

<ヤスベー>

 


『フードバンクふじのくに』からのお願い

飯田地区山原地区自治会の防災備蓄品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。