情けは人の為ならず

2022年2月9日
ブログ

今度はオミクロン株、新型ウイルスに翻弄され我慢の日々が続きますが、「やまない雨はない」との格言もあります。ここは、お互い励まし合いながら頑張っていきましょう!

さて先日、静岡新聞に「ウイズコロナ時代の感染対策」(浜松医療センター感染症管理特別顧問矢野邦夫氏著)専門医が教える正しく怖がるための入門書として紹介されていたため、早速購入してみました。

第1章「なるほど編」から始まり、第2章「落とし穴編」、第3章「知っておきたいこと編」、第4省「今後の展望編」へと話が進められていますが、その中から、改めて確認した3点について記載したいと思います。

まずは、手指を感染させることが問題だから、日常的に手袋をして手指を病原体から守るというのは、一見正しく見えるがそうではないということ。ウイルスが付着した手袋のまま目や鼻の粘膜に振れれば感染してしまうため、素手で作業をして頻回にアルコール消毒をする方が適切な感染対策であること。

2つ目は、換気は、感染性エアロゾルの曝露を減らすため、確立された方法で「エアロゾルの吸い込み」「粘膜へのエアロゾルの沈着」「エアロゾルで汚染された手による粘膜への病原体の運搬」による伝播を減らすことができること。

3つ目は、「マスクを取り外すときには油断しないように!」と強調すると、マスクを外すことによって、周囲の人からのウイルスを吸い込んでしまうので、これを防ごうというという対策と誤解されているかもしれないが、マスク着用の主な目的は「自分が無症状感染者もしくは発症前日の無症候期であって、ウイルスを気道から排出している可能性があるので、周囲の人々を感染から守るためにマスクを取り外すときは気を付けましょう」という意味で、マスクは自分のためというよりも、隣にいる人のために着用するということを忘れてはいけないということです。

そして、最後に日常生活を早く取り戻したいものですが、そのためには新型コロナウイルスを通常型のウイルスにしてしまうことが必要となります。そのためには、すべての人々がワクチンを接種することが極めて重要な対策であると思うと結んでいます。

2月19日(土)には、県生活協同組合連合会主催による矢野邦夫先生のZOOMによる講演会が予定されています。

新型コロナウイルスの不安を少しでも減らす事が出来るのではないかと期待しています。

以上

追伸)早春を告げる「スノードロップ」が咲き始めました。

 

 

 

 

 

 

 

<ヤスベー>


『フードバンクふじのくに』からのお願い

浜北地区退福共と沼津市役所フードドライブから食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。