秋の夜長を星の瞬きとともに過ごす
- 2022年11月10日
- ブログ
みなさん こんにちは
寒さを感じる日が増えましたね。朝の空気がピリリとします。この時期の朝と夜のピリリとした空気がとても好きです。空もとても綺麗です。秋は昼も夜もきれいな場面がたくさんです
先日、毎度おなじみのふじのくに地球環境史ミュージアムの夜のイベントに初めて参加してきました。この季節ならではの天体観測会です。この講座は3年ぶりの開催だそうです。ミュージアムサポーターの先生とその天体観測のお仲間にご協力いただき、4種類の天体望遠鏡で月、木星、土星、カペラを見ることができました。まるで大砲のようなものや、望遠鏡を二本組み合わせた自作の望遠鏡など望遠鏡を見るだけでワクワクしましたなのに!!昼間は快晴だったのに、夜になるにつれて雲がモクモクと立ち込めてきて、雲の隙間を狙っての観測となりましたが、なかなかお目にかかれないような望遠鏡で見ることができ、参加した子供たちから歓声が聞こえてきて、私も一緒になって喜んでしまいました
本格的な望遠鏡だけあって、土星の輪や木星のシマシマをはっきりと見ることができて感激しました。ガリレオ衛星は比較的短い時間で木星を一周するため、運がいいと木星に衛星の影が映るそうで、それも見ることができるとか。本当はアンドロメダ星雲も観測する予定だったのですが、あいにくの雲で断念、とっても残念ですせめてと、アンドロメダ星雲が位置する場所に思いをはせる・・・
子どもメインのイベントのため、望遠鏡を覗くのは子供たちに譲り、私は先生方と思う存分おしゃべりしてきました星の瞬きって表現の一つだと思っていたけど、本当に星には瞬きという現象があること。図鑑で見るような色とりどりの写真は簡単には撮影できないこと、などたくさんのお話を聞いてきました。中でも、図鑑のような写真を撮るには様々な苦労があって、その苦労についての話が一番盛り上がりました。望遠鏡を覗いても写真の様には見えないこと。たくさんのノイズが存在していて、ノイズを減らすためにレンズをマイナス40℃などにする必要があること。色に合わせたレンズそれぞれで複数枚撮影したものが組み合わされて図鑑のような写真となること、などなど。今回も大変勉強になりました
もうひとつ。
8日の皆既月食&天王星食、すごく綺麗でしたね天王星などの惑星が月に隠れる「惑星食」と皆既月食とが重なるのは非常に珍しく、日本では安土桃山時代の1580年の「土星食」以来で、次回は322年後の2344年となるそうですよ!私も子どもと一緒に半世紀モノの望遠鏡で見てました天王星食も見えたつもり!寒さを忘れて大興奮の天体ショーでした
自宅にて
AI