「ナッジ理論」について講演を聞きました。
- 2021年11月16日
- ブログ
11月13日(土)静岡県労働者福祉基金協会が主催する「ALWFゼミ・マネージャーコース」の「行動経済学から学ぶ自主福祉運動の実践」と題した講演会に参加しました。
行動経済学と言われて、ばっと頭に浮かぶのが、お弁当の松竹梅や「おためし版」・「○○放題」、「先着○○名様限定」などとこの理論を巧みに使ったマーケティングの世界に踊らされ、浪費を重ねる自分の姿です。
行動経済学の根本は、経済学が完璧な人間の行動モデルを追求するのに対し、一見合理的ではない、現実的な経済活動について研究を行うものとされています。こうした中で、今回はナッジ理論という話を聞きました。
ナッジ理論とは、文章の表記や表示方法、アプローチの仕方を工夫することで、その人の心理に働きかけ、行動の変容を促すというものと理解しましたが、そのポイントはEASYになるようです。Eは簡単、Aは魅力的で、Sは規範に訴え、Tはタイムリーで表されます。
更に、理論の中にあるピークエンドの法則では、方向性を明確にした上で、初めのアプローチと終わりの印象がよければ全体が好印象となる。スタートとゴールの一貫性が説明されました。
今回の講演を聞き、これまで行っていた自分の行動や作業を振り返ると、多くの点でそぐわないものが思い浮かびます。今後の活動への教訓となりました。
追伸) フジバカマにとまるアサギマダラという静岡新聞の記事を読み、10月下旬、現地に行ってみました。
<ヤスベー>