静岡県ボランティア協会「令和元年台風19号災害ボランティア」(第9次隊)に参加しました。

2020年2月21日
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第9次隊(総勢24名)の活動は、1月31日(金)静岡駅南口夜立ち、2月1日(土)長野県長沼地区での活動、そして当日帰宅という日程で実施されました。

各地で活躍しているボランティア活動について、いつか自分も参加してみたいと思っていましたが、これまで一歩踏み出せないでいたところ、県労福協・鈴木専務理事、加藤事務局長からお誘いをいただいたこともあり、思い切って参加することとしました。

現地に行ってみると、台風から既に3か月が過ぎ、整理は徐々に進んでいるとは聞いていたものの、漆喰の白壁に自分の背丈を超える程の高さについた洪水の跡、取り残されたリンゴの散乱、手つかずの体育館、荒れ果てた住宅地等々、その惨状に驚くばかりでした。

具体的な作業については、長野市北部災害ボランティアセンターで受付後、妙笑寺と民家の手伝いの2班に分かれ活動することになりました。

担当したその民家は、骨組みがあらわとなった築300年という大きな旧家で、裏庭に堆積した泥掻きと土壁の撤去を手伝いました。

泥掻き作業は、30cm程堆積した泥をスコップと一輪車を使って道路に運び出します。また、土壁の撤去は、壁の土をはがした後、竹で編んだ木舞をノコギリやバールを使って撤去していきます。どの作業もこれが重労働で30分程作業をすると体のあちこちが悲鳴を上げますし、要領が掴めず悪戦苦闘の連続でした。

参加にあたり、ボランティア協会からいただいた「これで完ペキ 水害作業」というチラシを参考に身支度を整えましたが、帽子やヘルメット、ゴーグル、防塵マスク、ゴム手袋、長ぐつ、タオルやてぬぐい等々、どれも欠かすことのできない重要なものであることを痛感したところです。

作業は、午後3時頃終了となりましたが、この作業を家族だけでやるとなると気の遠くなるような作業ですし、高齢となればなおさらのことです。今回の参加を振り返り、心地よい疲れとともに、ボランティア活動の必要性や意義等について僭越ながら少しだけ理解することができたのではないかと思っています。

以上

<ヤスベー>

                 

 

 


 

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