2021年は歴史の転換点?
- 2021年3月16日
- ブログ
新型コロナウイルスが未だ猛威を振るう中、「やまない雨はない」ということわざもあるように、アフターコロナに目を向ける動きも活発化しています。
こうした中、日本経済新聞に「2021年から始まる日本」と題した論説が掲載されていました。
これまでの経済・社会・歴史等の流れを俯瞰してみるという観点で興味を持ちもしたので、自分なりに要点をまとめてみました。
以下に紹介させていただきます。
〇経済の世界では景気に波動があるとされる。
在庫投資 40カ月のチキンの波
設備投資 10年のジュグラーの波
建築 20年のグズネツクの波
技術革新 50年のコンドラチェフの波
〇日本の近代史で言われる15年周期説
1915年~ 30年 大正デモクラシー
31年~ 45年 軍国主義
46年~ 60年 戦後民主主義
61年~ 75年 高度成長
76年~ 90年 低成長
91年~2005年 バブル崩壊後の「失われた」期間
06年~ 20年 経済再生と新型コロナで停止状態
〇25年単位説
1870年~ 95年 開花と国家建設
96年~1920年 帝国主義列強と階級闘争
21年~ 45年 経済恐慌と戦争
46年~ 70年 復興と成長
71年~ 95年 豊かさと安定
96年~2020年 衰退と不安
※見方の根拠となっているのは、親と子の平均的な時間距離である25年という世代の間隔 「戦中派」「段階の世代」「バブル世代」等々
更に、敗戦の1945年を起点とした場合、75年たった時点が2020年、そして1945年から75年さかのぼったところは、1870年。五箇条の御誓文が発表され、年号が明治に変わったのがその2年前の1868年(明治維新)
75は15と25の最小公倍数ということから歴史の切れ目には因縁めいたものを感じる。それを思えば、2021年は新しい時代を切り開いていくための始まりと考えたい。
ここは明治の人達がそうだったように、ここは令和の我々も子や孫のためにも歯をくいしばって踏ん張っていく。そんな時代だろう。と結ばれていました。
以上
<ヤスベー>
※数年前の3月に移した写真です。
『フードバンクふじのくに』からのお願い
御殿場市社会福祉協議会と三島地区労福協長泉支部から食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。