緊急事態宣言の全面解除の中で

2021年10月7日
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新型コロナウイルス感染症対策で発令された「緊急事態宣言」の全面解除や「まん延防止等重点措置」が終了しました。

国民の6割が2回目のワクチン接種を終えたことから、コロナウイルスに感染しても重症化リスクが一定軽減されるとの予測から医療体制が逼迫する恐れは以前より低下していると言われ始めています。

しかし、「集団免疫」の獲得は困難との提言や新たな変異型の流行、「ブレークスルー感染」の拡大、更には繁華街や主な観光地での早速の人流増加等により「第6波」の到来が危惧されています。

第5波では、コロナ患者の急増から病床が逼迫し自宅療養者が増加する中で訪問医療の様子が度々報道されていました。たまたまこの時期に救

命救急センターで働いていた主人公が故郷に戻り訪問診療医として医療に従事する「いのちの停車場<南杏子>」という本に出合いました。

老老介護、四肢麻痺となったIT企業社長、独居老人、膵臓癌末期の官僚、小児癌の女児、そして積極的安楽死を望む元医師の

父親等々、様々な人間ドラマが展開される中で医療の難しさと命の尊さを感じる深い作品でした。

映画化され、5月より首都圏を中心に上映が始まっていますが、早く静岡にも来ないか心待ちにしています。

ステイホームの活用で昔の製作活動が復活しました。

<ヤスベー>


『フードバンクふじのくに』からのお願い

旭化成労組富士支部と磐田地区労福協から食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。